市議会
市使用料などに消費税増税転嫁
まるで安倍内閣の下関出張所
一般質問風景
19日、12月市議会が閉会しました。
共産党市議団は全148議案の内126議案に反対しました。
反対した議案のうち105議案(前号の96議案は誤りです)は消費税増税に伴う消費税転嫁議案です。
「消費税の大増税をしないことを求める」請願をまっとうに審議もしないで不採択にしましたが、消費税増税への自公の会派の対応は、まさに、安倍内閣の下関出張所の職員ように思えてなりません。
消費税関連以外で反対した議案の主なものは次の通りです。
●一般会計補正予算案など9議案…主には市職員の給与減額。国は地方公務員の給与減額を要請しているが、職員の生活や地域経済に与える影響を考え3割の自治体は減額していない。
●工場立地法地域準則条例…
昭和50年代の公害反対世論のなかで工場に緑地帯などを設ける法律・条例ができたが規制を緩和し緑地帯など大幅に縮小できるようにするもの。
●保健所設置条例の一部変更…2月初旬、建設中の市役所が完成し、現・1階の市民サービス課や議会が新しい建物に移動し、保健所が、ここに移動するための住所変更。来年度、現・保健所棟は解体し建て替えのうえ元の位置に移動。議会棟などは解体。現・保健所棟や現・議会棟は耐震補強すれば十分使用可能、解体の必要なし。
●新市役所(市民サービスセンター棟)契約の増額変更3件…立体駐場を含め唐戸の本庁舎は64億円の巨費が投じられているが耐震補強で充分で新たな市役所は不要。故に増額も不要。
●自転車等駐車場条例…「自転車等の放置防止に関する条例」については賛成するが、下関駅の駐輪場を有料化するのは問題。
●公有水面埋め立ての承認に関する意見…役に立たない人工島を更に新たに埋め立てる計画は自然破壊と税金のムダ遣い。
●下関駅連絡通路の設置等の条例…改築中の駅構内の東西連絡通路等を税金で整備するため条例で通路と認定するもの。なんで駅の中のものを市費(税金)で整備するのか。怒り!
高い!市中心部の高齢化率
平成25年11月末現在数 |
地区別 |
人口(総数) |
65歳以上 |
高齢化率 |
本 庁 |
70,451 |
23,355 |
33.20% |
彦 島 |
28,659 |
9,421 |
32.90% |
長 府 |
29,265 |
8,972 |
30.70% |
王 司 |
7,513 |
2,074 |
27.60% |
清 末 |
6,592 |
1,492 |
22.60% |
小 月 |
6,861 |
2,048 |
29.80% |
王 喜 |
3,453 |
904 |
26.20% |
吉 田 |
1,535 |
551 |
35.90% |
勝 山 |
25,326 |
5,297 |
20.90% |
内 日 |
1,288 |
523 |
40.60% |
川 中 |
33,674 |
7,590 |
22.50% |
安 岡 |
14,531 |
4,327 |
29.80% |
吉 見 |
6,099 |
2,353 |
38.60% |
菊 川 |
8,079 |
2,485 |
30.80% |
豊 田 |
5,827 |
2,280 |
39.10% |
豊 浦 |
18,427 |
6,572 |
35.70% |
豊 北 |
10,322 |
4,636 |
44.90% |
下関市 |
277,902 |
84,880 |
30.50% |
下関駅から国道にそって唐戸までを「中心市街地」と呼び、言うなれば下関の顔となっています。
ところがかつて多くの工場が存在し「下関の心臓部」と言われた彦島地区を含む市中心部は表のとおり旧市の中では、どこよりも高齢化が進行しています。
高齢者が生活しやすく、若者に魅力的な街をつくるためにうわべだけでなく真摯に市民の声を聞いて「街の再生」をはかることが求められている時代です。
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