嘘やゴマカシがまかり通る世は怖い。
「就任式を見た観衆は過去最多だった」と報道官に言わせたトランプ米大統領。テレビ映像で比較が盛んにおこなわれていたが、トランプの式典がガラガラなのは万人の認めるところ。
「南京虐殺事件はなかった」とする自らの本を自らが経営する全国のホテルにおいて、抗議を受けても撤回しないアパホテルの社長。虐殺事件を否定したい日本政府でも「非戦闘員の殺害や略奪行為等があったことは否定できない」として、「なかった」とは言っていない。
安倍総理の演説にもゴマカシが目立つ。嘘やゴマカシが公権力を使って行われると、政治はやがて独裁政治になっていく。
日本のマスコミは右傾化し体制批判が全く消えたといわれる。そのとおり、その点では米国のメディアは闘っている。
だが、日本の個々のジャーナリストは、こうした世相を良しとせず、一部ではあるが頑張っている人もいると実感する。
青木理さんの「安倍三代」。力作。
HPを調べていたら日本テレビが【しゃべってから死ぬ、封印された陣中日記】という番組を放映していた。これもしっかりと南京事件を告発している。すべての報道機関が頑張って欲しい。
2000年に知人たちと南京虐殺記念館を訪れました。
館長や被害者の方の話も聞きました。数は色々言われていますが、虐殺があったことは紛れもない事実だと改めて実感しました。
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