国や地方の公文書は、横文字である外来語を極力使わないよう言われていたが、近年は、お構いなし。そして、用語解説がないとわからない。
例えば、「インバウンド」という単語が飛び交っている。「外国人が訪れてくる旅行」とのことだ。
なぜ、素直に外国人観光客と表記できないのだろうか。
「LGBT」もそうだ。30年前位につくられた新語で性的少数者の総称で、同性愛者など、それぞれ該当する頭文字をとったものだそうだ。
民間の調査機関によれば、日本でも人口の約8%は、LGBTに該当するとのこと。
それだけに渋谷区の「パートナーシップ条例」のように、性的少数者に対する社会的な偏見や差別をなくすことは政治の責任だと思う。それだけに、わかりやい単語も必要ではないか。
行政用語ではないが、よくわからないのか「ドヤ顔」。テレビなどで良く使われている。
「ドヤ顔」、どんな顔。要するに、優越感に充ちて自慢している顔。そういえば、総理番の記者で、そんな顔の人、いたような。
「ドヤ顔」は、日本語の新語のようで、「どうや」の関西弁「どや」とのことで、お笑い芸人の明石家さんまが流行らせたとのこと。新語についていけないな。
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