下関北九州道路(第2関門橋)は無謀
党国会議員・山口、福岡の県・市議団が調査
国の図面では橋脚が設置される下関市の福浦湾を視察
日本共産党の田村貴昭、真島省三の両衆院議員と山口、福岡の県市議団は27日、無駄な大型開発と批判されている下関北九州道路(第三関門道)建設計画について、下関市で調査と意見交換を行いました。
下関市と北九州市を結ぶ下関北九州道路は、「海峡横断プロジェクト」の一つで、建設費が2000億円以上かかると想定され2008年に当時の自民党政権のもとで、凍結されました。
安倍総理の親の晋太郎さんによって1980年に構想が提起されたものです。
忖度(そんたく)があったのか不明ですが、今年度予算から調査費を復活させ、具体化が狙われています。
両市の間には関門橋と関門国道トンネルがあり、意見交換会では必要性と採算性の両面で計画の無謀さが浮き彫りになりました。
下関市は、災害時の『代替道路』や『都市間道路』など目的をあれこれ付け加えていますが、具体的数字は提示することはできません。建設ありきの姿勢です。
その後、参加者は、橋桁の出発点である彦島福浦湾を現地調査し、小倉から彦島に伸びる「小倉東活断層」上での橋建設の危険性などを実感しました。建設阻止のために頑張ります。
山口県総合防災訓練
28日、山口県と下関市の防災会議主催によって、大規模な防災訓練があるかぽーとと長府扇町運動公園で行われました。
下関市民の自治会などが参加するとともに、消防、警察、自衛隊、海上保安庁、医療機関など72機関、約1200名が参加しました。
訓練の内容は、大規模な土砂災害や菊川活断層を震源とする大地震における防災行動です。
近年、大規模な災害が続いています。安心安全の街づくりで頑張りましょう。
共産党山口県演説会 熱気!
総選挙勝利で日本の展望を
28日、山口市で共産党演説会が行われ、来賓として先の参議院選で野党統一候補として闘った纐纈さんや総がかり行動の岡本さんがあいさつするとともに、共産党の県内4区の候補者の紹介があり、衆院中国比例で頑張る大平衆議院議員の訴えがありました。
メイン弁士は、斎藤和子衆議院議員でした。
斎藤さんは、関東地域選出の党衆議院議員であり、山口県初登場ですが、専門の農政問題にとどまらず、憲法や「森友・加計問題」など日本の政治の核心を縦横無尽に話され、参加者の大きな感動を呼びました。
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