小さいけれどキラリ輝く町・岡山県奈義町
4月23日号でお知らせした出生率2・8(2・4は誤りでした)の町、岡山県奈義町を視察しました。 子育て支援策については極めて充実しており、現地の若いお母さんも同席されていましたが、「安心して子育てができる」とイキイキと話されたことが印象的でした。
高校生までの医療費無料化や高校生の通学費補助などについては、先に紹介しましたので、それ以外の子育て施策の紹介と、もうひとつの視察目的である「郷土芸能の保存について報告します。
子育て支援
◎定住化に向けた住宅施策
・分譲地の造成や新築補助金制度
・雇用促進事業団から買い取った定住促進住宅のほか、公営住宅法に基づかない若者住宅(40歳以下、入居は10年未満)建設
◎乳幼児期の支援
・多子世帯の負担軽減、第1子を高校卒業までカウントし第2子は半額、第3子以降は無料。保育園、幼稚園、学童保育
・子育てアドバイザーが 常駐するチャイルドホームの開設
一般財源の3%が子育て支援
このような施策の中で驚異的な出生率を達成していますが、子育てに関する予算は一般財源のなかの3%です。
どの自治体もやる気になればできる財源です。
郷土芸能を守るため専任の職員を
近年、農村部などの衰退で古くから伝わる伝統芸能が日本中から消えつつあります。
奈義町には「横仙歌舞伎」という岡山県の無形民俗文化財に指定されている農村歌舞伎があります。
周辺での公演など活発な活動を行いテレビでもたびたび紹介しています。
奈義町は6千人の町ですが、住民の多数が参加し日ごろから演技の勉強をしているとのことで演目もたくさんです。
こうした活動を支えている大きなものは、この農村歌舞伎を守り抜くために専任の町職員がついていることです。
その彼を中心に周辺市町村への公演計画などを作っているとのことです。日本の大切な芸能を守るためには必要なことだと改めて思いました。
保存会のパンフより
昨年度の政務活動費使用状況 共産党市議団
収入額 議員1人月額5万円×12か月×4人=240万人
項目 | 金額 | 備考 |
調査研究費 | 265,370 | 先進地視察旅費等 |
研修費 | 743,987 | 議員セミナー受講料等 |
広報費 | 842,307 | 市議会だより作成・折込等 |
広聴費 | 1,258 | 市民団体との意見交換会会場費 |
要請・陳情活動費 | 0 | |
会議費 | 0 | |
資料作成費 | 59,421 | パソコン購入費 |
資料購入費 | 190,862 | 自治体関連書籍代等 |
人件費 | 0 | |
事務費 | 55,036 | プリンターインク代など |
合計 | 2,158,241 | 残額241,759 |
上記のとおり使わせていただきました。残額は市に返却しました。HP公開は6月頃になる予定です。
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