990号（2010年11月28日）

また～

下関市　汚職事件　今度は公園事業で

　学校給食の発注に絡んで不正があったとして職員が逮捕されたばかりの下関市。今度は、火の山公園のトルコチューリップ園の業務委託契約に関して便宜を取り計らった見返りに現金約１００万円を受け取ったとして市公園緑地課の職員が17日、警察に逮捕されました。
　この職員は、公園の管理業務の発注業務を担当しており、農事法人「せいりゅう」（豊浦町川棚）と随意契約（入札なしで行う契約）するよう取り計らい総額２５００万円の受注の成功報酬として１００万円を受け取ったといわれています。
　また、これだけでも重大な不正行為ですが、マスコミ報道によれば同職員はこの農事法人と隣接したところに自らの農園を所有しており、同事業の一部を「下請け」しています。
　即ち、自ら発注し自ら受注する（一部）という「自己発注」を行っており許されない行為を働いていたということになります。
　相次ぐ不祥事の下関市。これでは市の言っていることは信用できないと市民の批判は強まっています。

 
11月２２日、臨時市議会で市長以下全員が頭を下げましたが…

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バス停に屋根を　老の山公園口バス停

　６月に行った共産党市議団の「市民要求アンケート」に老の山入口のバス停は最近、拡幅されたので是非、屋根をつけてほしい」という要望が寄せられました。
 彦島の老の山公園口バス停は地域住民と県立下関中等教育学校の生徒が利用しているバス停です。
　写真のように道路が拡幅され屋根をつけても歩行者の邪魔にならず地域の人も生徒たちも雨の日や暑い日は助かります。
　彦島の自治連合会に呼びかけたところ、必要であるとの認識からこの度、自治連合会と学校が共同してサンデンに設置の申し入れをしました。
　バス会社の回答は前向きであり早い実現が期待されます。

 
彦島老の山公園入口バス停

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下水道料も介護保険料も県下で一番高い！

　「高い国保料を引き下げて！」の署名に共感の声が多数寄せられています。人工島や市役所建て替えなど時代遅れの大型開発にしがみついた下関市政は、国保料だけでなく市民向け公共料金の多くは県下の中で、高い料金になっています。今回は下水道と介護保険料を紹介します。