明と暗
事業仕分け
市民参加で港湾など開発事業を優先で
事業仕分けが国民の関心を呼ぶ中、全国の自治体でも導入の動きが顕著になっています。
民主党政権が行った国事業の「事業仕分け」では、論議が公開されて非常に良いという「明」の部分と仕分けに参加している人が民主党の議員と一部の民間人に限られていること、事業が福祉や教育関係がほとんどで肝心のむだな公共事業計画が論議されていない「暗」の部分がありました。
先行して事業仕分けを実施している自治体でも多くは福祉、教育分野であること、他市の自治体職員や議員を仕分け人に選んでいるが、選考基準が定かでなく、住民代表がいないで行われ、このため住民の批判も起きています。
下関でやるなら
人工島事業など箱モノを優先して
下関市は人工島、庁舎建て替え、下関駅プロジェクトなど巨大工事が目白押しです。
厳しい財源(税金)を有効に活用するためには、建設事業のムダを徹底的に洗い出し、また緊急性のあるものを優先し、必要ではあるが緊急性のないものは後回しにするなどの事業仕分けこそがなによりも必要です。福祉や教育分野の事業仕分けを優先し予算を削減する民主党流のやり方は問題ありと思います。
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
今年こそ大きな災害がないように消防出初式
毎年恒例の消防出初式が下関市では9日、海峡メッセで行われました。
昨年、県内では防府市で豪雨による土所災害で多数の人命が失われました。
下関市でも彦島の三井化学工場の爆発事故や関門海峡での船舶同士の衝突によって自衛艦が炎上するという重大事故もおこりました。
災害時に国民の安全・生命を守る行政が「消防」ですが、国民無視の政治によって政府自ら決めた「消防力」も6割程度と遅れています。消防力強化のためにがんばりたいと思います。
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。