海抜表示 公民館・小中学校など209施設に設置
下関市は公民館や学校などの避難所209施設に写真のような海抜表示版を設置しました。
南海トラフの巨大地震時の下関での津波高さは4・5mと想定されていますが、予断は許しません。
写真は彦島山中町の町民館です。海抜11・5mとなっており、津波には基本的には大丈夫だと思いますが、近くの旧字名は「陸の塩田」といいます。即ち地球温暖化の頃は海辺に極めて近かった?。
活断層の調査も東北大震災以後、綿密に行われつつありますが、海底の活断層については多くがこれからです。
地震が活発化する時代と言われています。
避難所で耐震化改修が行われていないところもあります。
「安心・安全の街」をめざし、十分な対策を行うことは政治の責任です。
議案に真摯に向き合ってこそ議員
異常に多い退席は議員の資質が問われる
この最近の定例会における本池議員の退席数 議案数には諮問、意見書等も含む |
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議案数 | 退席数 | 率 | |
平成24年3月市議会 | 79 | 38 | 48% |
平成24年6月市議会 | 30 | 14 | 47% |
平成24年9月市議会 | 55 | 18 | 33% |
平成24年12月市議会 | 61 | 42 | 69% |
平成25年2月市議会 | 74 | 26 | 35% |
表は、下関市議会の本会議で本池市議(長周新聞勤務)が議案の採決に加わらなかった件数です。
下関市議会会議規則第69条で「表決の際議場にある議員は、表決に加わらなければならない。」と定められ基本的には議員は議案に対して賛否を表明しなければなりません。
但し議案の内容によっては退席し賛否に加わらないことも時にありえます。
問題は同議員の退席の異常な多さです。
2月市議会では議長が異例の注意と改善を促しましたが、同市議が応じなかっため、先日の議会運営委員会でも問題となり私も同市議の行為の問題点を厳しく指摘しました。
これに逆上した同議員は議会と私などへ罵詈雑言を浴びせていますので、若干反論しておきたいと思います。
①同議員は退席する理由を調査や勉強する時間がなかったから安易に賛否を表明できなかったと言っていますが、私たち共産党は安易な調査で賛否を表明してはいません。
それよりも同議員が退席した議案の中には、人工島建設を含む港湾予算、介護保険、後期高齢者医療、国民健康保険予算や図書館運営の改悪条例などが含まれています。退席はけっして「反対」ではありません。同議員が公約したことと違う態度をとっていることこそ市民への背信行為です。
②交通事故や道路の欠陥など市に起因する事故の損害賠償は相手側との示談が完了したものが議案になります。同議員はこのような議案にも退席しています。
いずれにしても大切な議案に対して同議員の態度は、決して真摯なものではありません。
同議員の先輩である小倉、兵頭元議員でも、このような対応はしなかったことを申し添えておきたい。
発言時間の短縮は議会の自殺行為
下関市議会では、議員の発言時間を大幅に短縮することを賛成多数で決定しました。①会派代表質問…従来は会派の大小を問わず2時間(含・答弁)でしたが、会派に所属する議員×20分になります。共産党など3人の会派は1時間に制限されます。
②予算個人質問…従来は、1テーマ10分(含・答弁)何項目も通告できましたが、今後は1議員40分で総括的な質問になります。
議会で論戦してこそ議員です。発言時間を短縮することは議会改革に対し逆行します。
この改正に対して反対した会派は共産党と市民連合です。
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