九州北部を襲った豪雨。下関からも近く、馴染みの地ゆえに、いっそう、その被害に心が痛む。
久住への行き返り通る日田市。三連水車の朝倉市。小石原焼がある東峰村。そして、私の生まれ故郷の英彦山を頂く添田町。どこも若いころから知っているところだ。
テレビから眼が離せない。土砂が集落を埋め尽くし、道路も崩落した土砂によっ寸断され、川も大量の流木によってせき止められ、眼を背けたくなる光景だ。そして多くの犠牲者。たまらない。
今回の被害をもたらした豪雨は、数十年に一度の豪雨という。しかし、九州北部は5年前にも豪雨に襲われた。今、経験したことのないという豪雨は常態化しているのではないか。
地球温暖化によって気象が大きく変化している。先日も東大阪市で時間雨量100ミリを越える雨が降ったとのこと。そのたびに各地で「観測史上最高」と発表。記録更新の連続ではないか。
学者が崩落した山を分析し結果を発表していたが、表面の土は真砂土であり、水分を含めば崩落しやすいとのこと。
真砂土の山が多い下関。すぐ側には団地があり、人が暮らしているところも多い。
大災害時代。安心・安全の街づくりは下関でも最優先。
赤い部分が土砂災害特別警戒区域(レッドゾーン)で、画像は、旧下関市の
本庁管内、長府地区、勝山地区ですが、住宅地です。(県HPより)
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