沖縄県の米軍施設建設現場の警備にあたっていた大阪府警の機動隊員が、建設に反対する市民に対して「土人」「シナ人」の許しがたい発言をした。
「土人」は沖縄の人を侮蔑した言葉。県知事を始め広範な人が怒っているそうだが、当然のこと。
「シナ人」は沖縄の人だけでなく中国人を侮蔑した言葉だ。いまだに、このような暴言を吐く者が警察を含む行政のなかにいることが驚きだ。
先日、買い物をしていたらサラリーマンらしき人が、近くに住む中国人実習生の生活態度を批判していた。中身は的を得ていると思うが、「チャンコロは、習慣が違うから困る」と言った。こんな差別用語を使う人がいるのかとびっくりした。
日本は、何度も使者(遣唐使等)も送り中国からたくさんのことを尊敬を持って学んだ。仏教だって中国から伝わった。韓国・朝鮮も同じこと。
中国人や韓国・朝鮮人を差別するようになったのは、明治以後だ。
在日韓国・朝鮮人の多い街・下関。韓国を始め近隣諸国と心の通う交流をすすめるには、歴史を偽造し美化する逆流を許さず過去の歴史に真摯に向き合い、誤りは認めて教訓とする、このことが日本には求められている。
それこそが交流の拡大につながる。
庭に咲いています。人の話では「紫式部」というのだそうです。
写りは悪いですが、文化祭での太極拳です。これも中国から伝わり、下関では
中国人の方が指導しています。
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