下関市大
学長選挙に疑義あり
下関市大元学長(現・名誉教授) 堀内隆治氏が意見書を提出
昨年行われた市大学長選挙のあり方が問題となっています。教員らの意向投票では、2名の候補者のうち、1名が38票、他の1名が29票の得票。その後の学長選考会議で、委員6名(市大教員3名、市大事務局長、その他学外委員2名)の投票の結果、3対3の同数となり、議長(市大事務局長)の決定により、意向投票の少数獲得者(川波現学長)が選出されたものです。 以上の経過には重大な疑義を感じます。堀内氏の「意見書」の大要を紹介します。皆様のご意見をお寄せください。
1.学長選考基準に相応しい選考だったのか
市大の学長選考は二つの規程によっていますが関係条例の第4条には、学長選考会議は、意向投票結果を参考にして審議し、選考を行う、とあり得票順位が逆転されて、少数得票者が選考されるのであれば、意向投票結果にも拘らず、当該候補者の人格、学識、運営能力に重大な欠陥があり、市大学長としての資質に欠けるという事実がなければなりません。何故なら、同規程第5条にあるように、学長候補者は市大の専任教員の推薦によった者であり、事前に十分な資格判断がなされています。そのような推薦を覆すに足る十分な事実が明示される必要があります。
いかなる理由で少数得票者を選考したのか、深い疑義が生ずる由縁です。
2.選考会議は公正な処置を行ったか
学長選考会議規程で委員は、経営審議会において選出された者3人、教育研究審議会において選出された者3人の6名からなるとされています。議長は委員の互選により決定、会議を主宰するとされ、可否同数のときは、議長が決するとされています。
経営審議会選出委員である議長の決定は、いかにも法人化の趣旨をないがしろにした、公正を欠いた処置だと判断せざるをえません。
3.意向投票を何故、参考として尊重しないのか 民主主義とは何でしょう?
大学の教員・職員の多数が支持する候補者がまず、学長候補として選考されるのが、最も公正な民主主義のルールです。ましてや、9票の差もある意向を逆転させるのは、民主主義にもとる非民主的「暴力」だと言わざるを得ません。
福祉避難所は極わずか
熊本地震の対策のなかで、福祉避難所の開設が不十分だったといわれています。
福祉避難所について厚生労働省は次のように述べています。
福祉避難所とは、既存の建物を活用し、介護の必要な高齢者や障害者など一般の避難所では生活に支障をきたす人に対して、ケアが行われるほか、要援護者に配慮したポータブルトイレ、手すりや仮設スロープなどバリアフリー化が図られた避難所のこと。
下関市の場合も、192か所の指定避難場所がありますが、多くは学校や自治会の集会所施設などです。
とてもバリアフリー化が図られているとは言えません。
下関市でも熊本地震の教訓を生かして災害対策を抜本的に強化すべきです。
今年は韓国・釜山との姉妹都市締結40周年
下関市と韓国・釜山市が姉妹都市締結をして今年は40周年です。
これを記念して下関市では、議会や関係団体、市民などが参加し釜山市で記念式典が開かれます。
こうけつさん、12日、下関でのリレー集会に 200名超
12日、下関市内各地で行われた「こうけつ厚さんを囲む会」では、総計で200名を超える市民が参加しました。こうけつさんの話に納得するとともに、気さくな人柄に、「こうけつファンになりました」との声も多く寄せられました。負けられない一戦です。
彦島の「塩浜町民館」…12日午後の風景
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