市内の障害者施設で虐待行為発覚
市は通報を受けても1年間放置
テレビ映像より
市内長府の障害者施設「大藤園」で利用者への虐待があることがわかりました。絶対に許されないことです。
また、虐待行為の映像を市の担当者は1年前に観ていたとのことです。内部告発者がマスコミに映像を伝えることによって事件が発覚するなどとんでもないことです。
このような施設は利用者自身が事件を告発するのが難しく、それだけに責任ある市の厳しい監督が必要です。議会で糾明します。
学校を守ってこそ地域の未来がある
まちづくりに逆行する学校統廃合
小学生、中学生の数がピーク時の約40%にまで減少したからと、小中学校の統廃合が進められています。
下の表は平成31年までの下関市の統合計画です。豊北町では学校をすべてまとめてひとつにする計画です。
地 域 | 統合パターン |
旧下関市中心部 | 統合校①:王江小・名池小・名陵中【小中一貫】 統合校②:関西小・桜山小・神田小 統合校③:本村小・西山小 統合校④:文洋中・向洋中 |
旧下関市周辺部 | 統合校⑤:勝山小・内日小 統合校⑥:吉見小・吉母小 統合校⑦:吉田小・王喜小・木屋川中【小中一貫】 統合校⑧:勝山中・内日中 |
旧豊浦郡 | 統合校⑨:殿居小・豊田中・西市小・豊田下小・豊田【小中一貫】 統合校⑩:室津小・誠意小 統合校⑪:小串小・宇賀小 統合校⑫:神玉小・角島小・神田小・阿川小・ 豊北中【小中一貫】 |
朱色が統合後の学校位置です。
吉母小校区から
統廃合は地域の存続に直結と市議会に陳情
学校は、それぞれの地域にとってセンター的存在です。
例えば、地域創生が成功し若い家族が戻ってくる条件が整っても学校がなければ移住に難色を示すでしょう。このように当面の数だけを追って統廃合することは地域をつぶすことになります。
住民合意を大切にする市町村では、学校を存続し頑張っています。
また、学校を再開させたところもあります。
香川県高松市の離島・男木島では廃校ではなく休校にしていたので若い移住者が生まれ即、再開しています。
島根県益田市の住民400人の真砂地区では、小・中とも地区外の学校と統合せず頑張っていたところ過去10年で40歳以下の若い夫婦が10組も移住してきたそうです。
下関市は統合、即廃校の道を歩んでいますが、まちづくりからしっかり考えた学校計画を持つべきです。
コメント
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