上関原発を建てさせない
建設反対4000人が大集会 下関からも多数参加
中国電力が山口県上関町に建設を計画する原発に反対の意思を示そうと21日、「上関原発を建てさせない山口県民大集会」を昨年に続いて山口市の維新公園で開かれました。晴天のもと下関を始め県内外から4000人が参加しました。
主催した「上関原発を建てさせない山口県民連絡会」の草地大作事務局長は「上関に原発はいらないという思いを県民全体のものにしようと訴え、共同代表の児童文学作家の那須正幹氏と弁護士の田川章次氏は、中電からの埋め立て免許延長申請の拒否判断を引き延ばす県の姿勢を厳しく批判しました。
上関町祝島で反対運動を続ける清水敏保氏は「計画が撤回されるまで全力でたたかう」と熱く述べました。
今回は特別企画として、福島原発告訴団団長などを務める武藤類子さんが福島の現状を語り、「上関原発に反対するみなさんと手をつなぎ、原発のない未来をつくっていこう」と呼びかけました。
日本共産党の大平喜信衆院議員や木佐木大助県議も参加し、参加者と交流しました。
短い距離でしたが、デモ行進も行われ勇気の出る集会となりました。
消防庁舎 ライトアップ(1400万円)するよりも暗い夜道の改善を!
岬之町にある下関市消防局庁舎。合併振興基金を取り崩してライトアップする予算が議会に提案されています。
【ライトアップの目的は?】
「一見して消防署と認識していただき、安全で安心なまちづくりのランドマーク(目印)として市民にアピールするもの。消防庁舎の位置の認知度を高めるとともに光の織り成す演出によって市民の安心感が格段に増す。消防に対する信頼や期待が高まり、街並みの創出とともに防犯面でも効果があると考えます」(消防局長)とのことですが、消防局舎は国道から奥に入った海岸付近にあり、市民の多数が往来する場所ではありません。クルージングなど海の観光客には夜、きれいに見えるでしょうが、それ以外の効果は疑問です。
庁舎のライトアップより、消防力の強化や暗い夜道の改善などに財源を振り向けるべきではないでしようか。
ヘルシーランド下関 温浴施設また閉鎖
清掃工場(奥山)の余熱を利用した温泉プールと浴場のヘルシーランドは9日から施設を閉鎖しました。工場の余熱を施設に送る導管の不具合の為だそうです。
温浴施設は、ここ数年、たびたび閉鎖しています。
この施設は、本来、地元のみなさんとの合意に基づいてできた施設であるとともに市民の多くが利用しています。早期再開を目指し市は全力をあげるべきです。
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