市民に寄り添う暖かい市政の実現を
12月17日、今季最後の市議会が終わりました。この4年間も毎議会、発言するなど市民の声を議会に届けてきました。
最終日に行った議案第191号「第2次下関市総合計画の策定について」の反対討論の内、財政問題を紹介します。
第4に、財政の項です。
財政の硬直化が言われ「選択と集中」が述べられています。
財政の硬直化の主な要因は決算書などでも明らかなように、市役所本庁建て替えや下関駅周辺事業などの大型公共事業による借金の増大と、今後予想される交付税の特例期間終了に伴う減額です。社会保障関係経費の増加が主たる原因では決してありません。
また、人口減少や交付税の減額は、合併以前からわかっていたことで、これを無視して旧来同様のムダな大型公共事業を行い公共料金や利用、手数料を引き上げ市民負担の増大をもたらしている財政運営こそ厳しく反省すべきです。このことに口をつぐんでいるのが、「下関市総合計画」です。
「選択と集中」を言うのならば市民生活の向上をめざし、福祉や教育にこそ財源を集中すべきです。
また、総務省は、市町村合併による交付税の特例措置が終わったところには、継続的に差額の6割を上乗せ配分する方針を出しました。
下関市では当初、年間34億円の交付税が減額になるとされていましたが、20億円は従来どおり確保できるようになる見通しです。財政は当初より好転されます。
これらを活用すれば市民ニーズの強い国民健康保険料の引き下げや中学生までの医療費無料化、住宅リフォーム制度の拡充など市民の要求にこたえた市政運営を行うことが出ます。これらについてしっかりと計画化することこそ、高齢者世代、子育て世代が安心して暮らせる街づくりに近づくひとつの道になるのではないでしょうか。
以上4点にわたって、問題点をかいつまんで指摘し「第2次下関市総合計画」反対の討論とします。
動画です。
総選挙 共産党 躍進
14日投開票の総選挙で日本共産党は議席を大きく伸ばし躍進することができました。
私たちの比例中国ブロックでも11年ぶりに衆議院の議席をうることができました。
初当選の大平よしのぶさんは36才の青年政治家です。中国5県を飛び回って住民の要求実現にがんばると意欲満々です。
投票日翌朝、旧・彦島有料道路で早朝宣伝。
車の中から沢山の声援を頂きました。共産党の躍進をみんなが喜んでいることを実感しました。
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