人工島
巨額な税金投入やめよ!港は既存施設で十分
755億円の税金を使ってつくられた垢田沖の沖合人工島。2009年に港として開業しましたが、目的としたコンテナ船や高速RОRО船は未だ一隻も入港せず、誰の目からも「まったく無駄な大型公共工事」であったことは明らかです。
それでも下関市は海峡部にある岬之町コンテナヤードの人工島移転を強引に進めています。
衰退する港勢のなかで機能を分散することは民間事業者を含め不便になり、更なる衰退を招きかねません。
人工島は市民の意見を聞き他の施設に転用すべきです。
この人工島建設計画は、更に第2期、第3期と続き、これからも巨額の税金が投入されようとしています。
まったく不要な埋め立てであり、地元負担がなくても許される計画ではありません。
日本共産党市議団は、一貫して人工島建設計画に反対してきました。
今議会でも「見直しを求める請願」にも紹介議員の一員になりました。
建設委員会で少数否決となりました。
本会議最終日には請願に対する賛成討論を私が行いました。(請願賛成7)
青年会議所の
人工島へカジノ誘致案は市民不在
「下関の未来の姿~下関復活の起爆剤はこれだ!!~」 下関青年会議所のHPより |
私たちの発表したビジョンの内容は、人工島「長州出島」にIR(カジノを含む統合型リゾート施設)を誘致し、“雇用”“税収”“観光客”の増加をもとに街のインフラ整備を大きく変えていくという概要であります。 |
一般社団法人下関青年会議所は8月6日、上記のように人工島へカジノなどのリゾート施設を誘致するプランを発表しました。
役に立たない人工島を活用しようとすることは大切ですが、カジノが目玉のビジョンでは下関復活の起爆剤となりません。統合型リゾート施設の多くは客を囲い込む方式が多く地元への波及効果が薄いと言われています。
そして何よりも問題は、「安倍政権」の目玉と言われる「カジノ」を取り入れていることです。日本はすでにギャンブル依存症が万延していると言われています。このため日弁連も導入に反対を訴えています。
日本に、これ以上のギャンブル施設は不要です。
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