年金・手当・生活保護カットは許せない
行政不服審査請求権を活用しよう
政府は8月の生活保護基準の切り下げに続いて10月から年金や児童扶養手当、障害児福祉手当などのカットを強行しようとしています。
物価は下がっていません。これではますます生活悪化です。「こんなこと許せない」と多くの方が怒っています。
言うべき手段として「行政不服審査」があります。
年金カットなどの切り下げが行われた日の翌日から60日以内に処分庁に不当として審査請求をすることができます。
申し立てを受けた行政は、容認、棄却、却下など理由をつけて審査請求人に回答しなければなりません。
容認(審査請求人の勝利)が少ないのが現状ですが、全国で同様の不服請求が起きれば大きな世論となります。
生活と健康を守る会では、「生活保護カット」の不当性で、年金者組合は「年金カット」の不当性で、不服審査請求を呼びかけています。
決して難しい手続きではありません。不服審査請求をされる方はご連絡ください。
依然として厳しい雇用情勢 あってもパート
順位 | 地域 | 有効求人倍率 |
1 | 岩国 | 1.18 |
2 | 萩 | 0.97 |
3 | 徳山 | 0.94 |
4 | 下関 | 0.93 |
5 | 宇部 | 0.81 |
6 | 山口 | 0.79 |
7 | 防府 | 0.78 |
8 | 下松 | 0.73 |
9 | 柳井 | 0.68 |
ー | 県平均 | 0.95 |
ー | 全国平均 | 0.92 |
表は下関公共職業安定所(ハローワーク)が発表した今年6月時点の有効求人倍率です。
下関地域では、求職者が上回り依然として厳しい雇用情勢です。
更に求人のうち、医療・福祉業、小売業などを中心にパートタイムが4割を占めています。
いったん働き始めても労働条件の悪さから離職する人も少なくなく、慢性的に求人している実態もあり状況は数値以上に厳しいと言えます。
競艇 またまた オラレ計画 今度はシーモール
下関競艇では、過去、下関駅や唐戸、小月などで計画しては、教育上の観点から地元の反対で頓挫してきたオラレ(小規模場外舟券発売場)を今度は、シーモール新館駐車場1階(ベスト電器シーモール下関店跡)に、設置する計画を議会に報告しました。オラレは、全国24カ所のボートレース場のレースを放映しながら舟券発売と払い戻しを行う施設です。「オラレ下関」は、旧ベスト電器1階の約400平方メートルを利用し、窓口5カ所やレースを放映するモニター、観覧スペースを設けるとのことです。
発売日数は年間360日以内。1日150人程度の利用、約150万円の売り上げを見込。国土交通大臣の設置許可を取得するのに必要な地元自治会の同意を得るため7月から説明会を重ねているとのことですが、商業地で多く人が往来する場所であり通学路も近くにあります。ギャンブル施設であり近隣だけでなく広く市民の賛否を問うべきです。
また、「下関競艇」会計は、昨年度も赤字です。この原因の一つは、ファンの減少です。時代に合わなくなったゲームと言われています。性懲りもなく拡大を目指す下関市の方策を転換して「下関競艇」の廃止を視野に入れた政策こそ必要ではないでしょうか。
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