梅雨 大雨や土砂災害に気をつけましょう!
防災マップの活用を
梅雨です。異常気象のもとで災害が心配です。市防災安全課は次のように呼びかけています。『日本の自然豊かな恵みをもたらす約1か月半におよぶ梅雨時期ですが、ここ数年、地球温暖化の影響と見られるゲリラ豪雨が頻発しています。ゲリラ豪雨は発生予測が難しく急激に災害へ進展するおそれがあります。下関市では、土砂災害警戒区域や避難所等を記載した「下関市防災マップ」を各ご家庭へ配布しております。この機会に自宅周辺の土砂災害が発生しそうな箇所やお近くの避難所、安全な避難経路を確認しておきましょう。』
防災マップは下関市のHPでも公表されています。自宅や職場周辺のがけ崩れや地滑りが起きやすいところを確認しておきましょう。
市役所近くの名池小学校区の防災マップ…緑色の網ががけ崩れの起きやすいところ
過去の大雨被害
雨による被害は、台風と梅雨前線によるものが多い。災害の推移をみると、近年は台風によるものが減少し、梅雨前線によるものが増加している傾向にある。集中豪雨は、活動が活発な前線が山口県付近で東西に停滞したときに起こるもので、この場合、前線に向かって九州西海上や豊後水道から暖かく湿った空気が流入していることが多いのでこのような状況のときは注意を要する。
本市では、1時間雨量が 30㎜、3時間雨量が 50㎜、24時間雨量が100㎜を超えると、何らかの形で被害が出始めるのが通例である。記録に残る過去の豪雨で、日雨量の最も多かったのは明治37年6月25日 337㎜で、次いで、昭和28年6月28日の266㎜である。前者の場合は、6月24日から26日までの3日間の総雨量は 459㎜、後者の場合には、6月25日から28日までの4日間の総雨量は 529㎜に達した。
近年では、平成21年7月中国・九州北部豪雨や平成22年7月山口県豪雨により、河川の氾濫(平成 21年木屋川:豊田地区、粟野川:豊北地区(田耕、粟野)、平成 22 年木屋川:豊田町、菊川町)、山崩れ、がけ崩れ等の大きな被害が発生している。『下関市防災計画』より
旧4町の足・生活バス…高すぎる
バスはサンデンの路線バスが一般的ですが、旧4町では、次々と路線バスが廃止されました。このため下関市では、菊川町、豊田町、豊北町で市が運営する生活バス(自家用有償運送)を走らせています。 この制度は菊川町では下関市との合併以前からありましたが、距離に関係なく運賃は一律100円でした。先日、市議会総務委員会で菊川町の実態を調査しましたが、問題は合併後改定された料金の高さです。豊浦町の川棚駅から菊川町のバスターミナルが700円。集落が少ないためオンデマンド(予約制)で運航している美祢市に隣接する樅ノ木地区から同じくバスターミナルまで500円。これでは高齢者の多い地域でもあり気楽に利用することはできません。現にシルバーパスの期間は利用者が5割増になるとのことです。
農漁業地域は産業だけでなく国土の環境保全など大切な役割を果たしています。
料金の引き下げやより便利に活用できる生活バスをめざしてがんばります。
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