唐戸~彦島~山陰 高潮・津波ハザードマップを早急に!
台風シーズン到来です。暴風雨の被害とともに高潮が心配です。平成11年には大きな被害を被りました。
下関市の防災計画でも高潮対策が述べられています。そして、具体論がハザードマップです。ハザードマップには、その地域での浸水予想や避難場所などが記されています。
ところが下関市の高潮のハザードマップは王司~長府~壇の浦だけです。
平成11年には、唐戸からシーモールなどがある本港地区や彦島も高潮の被害を受けました。更に今年になって九大などとの共同調査によって山陰側にも4~5mの津波あるいは高潮が弥生期にあったことも判明しました。
唐戸から彦島にかけての高潮ハザードマップをつくるよう議会で要求したところ「検討したい」とのことでしたが一刻も早いマップづくりが待たれます。
九州は「経験したことのない大雨」で大変な災害となっています。
下関市でも14日、1時間雨量が70ミリの豪雨があり、数か所でがけ崩れが発生しました。
下関市は県内でも最も多い急傾斜地を抱えています。各種の災害への対策が何よりも必要な街です。市役所建て替えを中止し財源は「安心・安全な街」に使うべきです。
産廃処分場 操業禁止命令
地裁下関
下関市の水道水源である木屋川支流の日野川流域に建設された産業廃棄物最終処分場について、流域の住民と市内全域の市民、102人が運営業者に操業の差し止めを求めた訴訟は、17日、山口地裁下関支部で判決があり、運営業者に使用・操業禁止を命じる判決を言い渡しました。
処分場は、菊川町の廃棄物処理業者「クリーンきくがわ」が山口県の許可を得て2008年4月に設置したものですが、操業すれば有害物質が発生、流出する危険性を指摘。処分場に近い地域は浸透水が井戸に流入して住民の健康を害する恐れがあるとして操業禁止を認めたものです。
住民側の弁護団は同日、開かれた報告集会で「署名活動など皆さんの運動が裁判所を変えたのです。本当にご苦労様。闘いはこれからも続きます。頑張ってください」と述べました。
海峡の街 下関でも
オスプレイ配備反対緊急抗議行動
米軍基地拡大を容認している県知事などをして配備に断固反対している欠陥飛行機「オスプレイ」。22日には岩国で「配備反対緊急抗議集会とデモが行われ1100人が阻止を訴えました。
下関市では同夕(7時30分)、オスプレイを積んだ船が関門海峡を通過するため緊急の抗議行動を「みもすそ公園」で行い「帰れ帰れ」と力いっぱい唱和しました。
核兵器廃絶・原発ゼロ 平和行進
第55回国民平和行進が7月22日(日)、下関で行われました。
例年通り市役所前を出発し山の田→下関駅→唐戸と行進し市民に訴えました。
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