北九州と比べても
異常に高い下関市の国保料
国民健康保険料 北九州市との比較 平成28年度 | ||
4人世帯 (夫40歳(会社員)、妻35歳(専業主婦)、子10歳と8歳 | ||
1 夫の給与収入400万円の場合 | ||
下関市保険料(年) | 北九州市保険料(年) | 下関市との差 |
582,340円 | 482,040円 | ▽100,300円 |
2 夫の給与収入300万円の場合 | ||
下関市保険料(年) | 北九州市保険料(年) | 下関市との差 |
419,840円 | 348,360円 | ▽71,480円 |
3 夫の給与収入200万円の場合 | ||
下関市保険料(年) | 北九州市保険料(年) | 下関市との差 |
244,970円 | 203,610円 | ▽41,360円 |
国民健康保険料が高くて多くの市民の不満となっています。
中核市などの比較で全国一高い、「下関国保料」は、先に紹介しました。
今回は、お隣の北九州市と比較しました。
表のように、年収400万円の家庭では、実に10万円も高い国保料となっています。
「働くのは北九州、住むのは下関」と下関市は宣伝していますが、国保料にみられるように福祉や教育環境の多くは北九州市に劣っています。
これでは「住むのも北九州市」になります。住みやすい下関市が必要です。
苦しいのは市民だ!
放課後児童クラブ保険料を半額保護者負担に
放課後児童クラブの活動中の事故に備えて、入会児童はスポーツ安全保険に入っています。保険料は一人年額800円で市が全額負担していますが、来年度から保護者に半額負担してもらう考えであることを下関市は明らかにしました。
理由は財政が厳しいというものですが、放課後児童クラブを設置したのは、共働き家庭対策です。苦しい市民の家計から、様々な理由をつけて負担を求めるのは「冷たい市政」のなにものでもありません。
2017年度下関市予算要望書
市民要求実現のための重点要望事項
1.人口減少に少しでも歯止めをかけるためにも、隣接する北九州市や県内市町と比べて低廉な上下水道料、介護保険料、国民健康保険料とすること。
2.子どもの貧困について実態調査を行うとともに、実情に即した対策策定を急ぐこと。
3.子どもの医療費助成制度は中学校卒業まで無料とすること。また、学校給食、放課後児童クラブ利用料を無料にすること。
4.住宅リフォーム制度は、決して個人資産の形成や特定業種への支援策ではなく、市民の多くの良好な住環境の保全と、地域経済全体の活性化につながる「福祉の増進」に寄与するものであり復活すること。
5.公共事業の発注にあたっては、小規模工事等希望者登録制度を創設し発注の公正及び地元業者の育成を図ること。
6.市発注の契約については地元発注最優先を貫くこと。公契約条例を創設して市民の雇用の場を拡大し、安定した賃金の確保を行うこと。
7.「あるかぽーと開発」計画は、当初の計画どおり臨海公園を基本に開発を行うこと。また、あらためて市民の意見を公募するなど市民参画による開発を進めること。
8.人工島建設の1期工事は、利用計画を見直し、住民の声を聞いて将来計画を立てること。レクリエーション施設計画や安全が確保されない広域港湾災害対策用地などの計画を含む2期・3期計画は中止し、現商港の活性化策を立案すること。
9.水道水源の水質保全と汚染防止のための積極的かつ具体的対応を進めるために、水源保護条例を制定すること。
10.過疎地対策を抜本的に強化するとともに、市内各地区別に人口対策を立案すること。
11.「旧四建ドック」は、埋め土による保存ではなく、原形がみられる通常の保存とすること。
12.地域医療圏構想を地域の実態に沿ったものに変更するよう県に求めるとともに、医療と介護の連携により安心して高齢者が生活できる仕組みを作ること。
13.福祉避難所を増設すること。
10年前に芝を剥いで畑にしました。ほうれん草や豆を植えています。
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