市指定文化財「旧四建ドック」が秋にも埋められ大型バス駐車場に
唐戸市場の駐車場横にある古いドックは、旧運輸省が関門海峡で浚渫などを行う作業船の修理のために造られた施設です。1941年に作られました。無筋コンクリート造りとしては日本最古級だそうです。
通称「旧・四建ドック」と呼ばれていますが、その後、役割を終え平成9年にドックを含む周辺用地を下関市は買い上げました。
昨年10月には、下関市の指定文化財となりましたが直後に、埋め土により保存し、上は観光用の大型バスの駐車場にするとの報告がありました。
今年3月、埋め土による保存を知った市民有志は「保存と活用を考える会」を立ち上げ、
埋めずに、ドックを現状のまま、展示し、併せて観光振興を図るよう求めています。
産業遺産は、世界遺産となった萩市の反射炉や長崎の軍艦島などが脚光を浴びていますが、大企業の所有物が多く、一般市民の見学が困難などの課題が生まれています。
旧四建ドックは、そうした制約を受けない文化財でもあります。日本の近代化を知るうえで、また、下関市の発展の歴史を知るうえで大切な施設だと思います。 観光振興も合わせ考えながら文化財として保存することが必要だと思います。 皆様の声をお寄せください。
※画像は会の資料より。
観光ビジョンにも離反する
歴史の宝庫である本市は、NHK大河ドラマにも何度も取り上げられる程、質・量ともに多くの歴史的財産を有している。これらを上手く観光に取り上げること、つまり歴史と観光の共存活用が本市の観光振興に永く続く課題である。
「下関市と観光交流ビジョン2022」より
憲法9条 瞳のように守る運動はこれからも
参議院選挙は、安倍総理が応援に入った選挙区では2勝8敗と大敗を喫しています。
自公が大勝したかのようにマスコミは流していますが野党4党の比例選挙の成績は3年前と比べて各党とも得票を伸ばしています。
自民党が大勝した3年前の選挙より野党は躍進しています。
下関憲法共同センターでは、元気に恒例のスタンディングを行っています。
※写真は9日、市役所前。
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