公立図書館の民間丸投げは図書館の役割放棄!
下関中央図書館は指定管理者制度廃止を
市HPより
下関市では、多くの市の施設の運営を民間に丸投げしています。(指定管理者制度)
これは全国で問題視されており、例えば社会福祉の分野では、全国社会福祉協議会が「経費削減が最優先されてサービス面の内容がおろさかにされている」と指摘しています。
図書館については、社団法人日本図書館協会が「図書館事業の有効な達成にとって、事業の継続性と発展性を確立することがとりわけ重要」として3~5年毎に入札によって民間業者が変わることに疑問を呈するとともに、利用料無料が原則の図書館に「経済的収益には自ずと限度がある」として「公立図書館に指定管理者制度を適用することには制度的な矛盾がある」と結論付けています。
こうしたことから全国の公立図書館は直営をつらぬいており、指定管理者制度を導入しているのは約1割です。
下関市では「生涯学習プラザ」(細江町)にある中央図書館が指定管理者制度で「ドリームシップ」という民間会社が図書館を運営しています。
図書館長も民間会社の社員です。
各地で言われていることは、収益会社だから市町村と交わした契約内容以外はなにもしないということです。
根本的な矛盾を持つ図書館の指定管理者制度を廃止する自治体は広がりつつあります。
先日、視察に訪れた福岡県小郡市では「直営だから住民の視点にたって図書館を運営できると図書館長は語りました。
下関市も図書館については早急に直営に戻すべきです。
自治体が指定管理者制度を導入する背景は「安上がりの労働者」で費用を削減することです。
これでは、結果として街も繁栄しないと千葉県野田市では行政が低賃金労働者をつくらないために公契約条例のなかに指定管理制度の職種毎に適切な時給を定め労働者保護を始めました。
下関市も指定管理者制度を適用する場合は働く人の時給を定めるべだと思います。
消防操法大会が開かれました
7月26日、市内各地域の消防団による小型ポンプなどの操法が披露されました。第1位になったポンプ車部門の彦島分団や小型ポンプ部門の小月分団は県大会に出場します。
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