軽自動車税の引き上げなど…
6月定例市議会議案
6月24日まで定例市議会が開かれます。市長が提出した議案は23件です。主な議案を紹介します。
●下関市税条例等の一部改正
軽の乗用車が現行7200円から10800円になるなど2輪を含め軽自動車税の引き上げ。
●認定こども園の制度創設
従来の幼稚園や保育園に加えて幼保連携型等の施設設置を可能とする条例案。
●火の山ユースホステル建設工事
工事代金約2億1千万円。
●新博物館建設
工事代金約8億3千万円。
●豊田総合支所建設工事
工事代金約4億8千万円。
●教育センター建設用地取得
幡生・約2億5千万円。
●高規格救急自動車3台購入
購入代金約9千万円。
●岬之町ガントリークレーン故障に伴う代替え施設
岬之町の荷役を第一突堤で行うための費用約2億円。
●人工島の荷役装置
約8千万円。
放課後児童クラブ
3,000円→6,000円 一挙に2倍の値上げを検討
放課後に保護者が不在の児童を対象に「放課後児童クラブ」が市内28箇所で開かれています。
児童福祉法で定められたこの制度は、開設当初、無料でしたが、おやつ代の実費負担として利用料を徴収し始め、現在は月額3000円の利用料がかかります。
中尾市長は来年度からこの利用料を2倍に引き上げ、月額6000円にするよう検討をしていることが、共産党市議団の調べで分かりました。
地方交付税が減らされ市財政が厳しいことと掛かる経費の半分程度を受益者(利用者)負担でまかなうようにという国の方針が利用料改定の理由とのこと。
市財政が厳しいのは確かですが、そうであれば人工島建設や市役所本庁舎建て替え、下関駅舎改築への過大な公金投入など不要不急の大型事業の見直しをまず行う必要があります。大きなムダつかいを続ける一方で、そのツケを市民にまわすやり方は認められません。
現状の3000円の利用料でも、利用料負担が理由で児童クラブ参加をがまんしている家庭もあります。 国民の所得が上がらず下がっていく状況の中で、利用料を一挙に二倍にするなどもってのほかです。党市議団は6月議会でこの問題を取り上げます。
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