1147号（2014年4月27日）小・中学校の教室にエアコンを

小・中学校の教室にエアコンを

遅れている下関の取り組み

　地球温暖化やヒートアイランド現象で健康を害すほどの猛暑が近年続いています。このため近年、学校での空調施設設置が進みつつあります。
　下関市でも徐々には設置が進んでいますが、普通教室・特別教室はほとんど進んでいません。
　下関市とほぼ同一規模の福岡県久留米市（人口約３０万人）では、今年度中に１９億円をかけてすべての小・中学校の普通及び特別教室にも空調機を設置するとのことです。
　猛暑のなかで熱中症にかかる人も多く医師も「涼しいところ」で休むことをすすめています。
　下関市では保健室が１割以上も未設置です。予算要望書でも早期設置を求めています。実現に向けて頑張ります。
議員団予算要望書…猛暑から健康を守るため、引き続き小･中学校と幼稚園の職員室･保健室等へのエアコン設置を急ぐとともに、普通教室や保育室にもエアコンを設置すること。

小学校５４校（内２校休校）　中学校２２校の普通・特別教室のエアコン設置率

小学校	教室数	設置教室数	設置率	中学校	教室数	設置教室数	設置率
普通教室	672	4	0.60%	普通教室	293	15	5.10%
特別教室	574	16	2.80%	特別教室	423	55	13%
計	1246	20	1.60%	計	716	70	9.80%

小学校５４校（休校を除く）　中学校２２校の管理諸室のエアコン設置率

小学校	部屋数	設置部屋数	設置率	中学校	部屋数	設置部屋数	設置率
事務室	37	37	100％	事務室	19	19	100％
校長室	52	41	78.8％	校長室	22	21	95.5％
職員室	52	37	71.2％	職員室	22	17	77.3％
保健室	52	43	82.7％	保健室	22	20	90.9％
計	193	158	81.9％	計	85	77	90.6％