一般質問
自然エネルギーの活用を!
太陽光発電やバイオマスのイッキの普及を
13日に行われた私の一般質問の一部を紹介します。
【近藤】住宅用太陽光発電施設の進捗はどうか。現行3万円の助成制度を他市並に引き上げ更なる進捗をはかるべきだ。
【市答弁】昨年、発足して現在まで435件の申請があった。増額は考えていない。
【近藤】新消防局舎には太陽光発電が設置されたが、その他の公共施設での普及はどうなっているか。また、目標はあるか。
【市答弁】市の施設14件、132kw発電しているが、数値目標は定めていない。
【近藤】豊田町は県内でも有数の林業地帯。政府もバイオマスの活用は「農山村の活性化につながる」と言っている。利用・普及は進んだのか。
【市答弁】間伐材の多くは林内に放置されている。130㎥のうち木材に500、チップなどに322㎥利用されている。現状を良とはしないが、予算との関係もありバイオマスの活用は困難。
【近藤】バイオマスの1位は家畜の糞、2位が下水汚泥で、この活用を政府も呼びかけている。各地で下水汚泥を利用した発電や肥料化などが行われているが、下関の現状と将来展望はどうなっているか。
【市答弁】9800トンの汚泥が出るがセメントの原料としている。平成26年度に、汚泥からでる消化ガスなどの再生利用を考えたい。
また、ごみの半分はバイオマスだが、新焼却工場が出来れば発電量を増やすことができるので現在、中電に売電している1600kwが3600kwになる。
【近藤】全庁的な対策が必要である。
新消防局舎屋上の太陽光発電設備
利用目途もないのに人工島拡張工事
今回の埋め立て目的は「広域港湾災害対策用地」
「東アジアの玄関口」として華々しく進められた人工島建設。市議会では共産だけが「経済活性化につながらない」「自然破壊」として強く反対してきました。
私どもの指摘通り、3年前に港として完成しましたが、目的としたコンテナ船は、未だに一隻も入港しません。
いまや755億円の税金が投入された人工島建設計画の失敗は明らかです。
ところが懲りずに、更なる人工島埋め立て工事計画が進んでいます。
今回出された埋め立て出願は、約33㏊、現1期工事の約半分にあたる大きさです。
ふるっているのは「埋め立て理由」です。「広域港湾災害対策用地」。大きな海の災害があれば車両基地などに使おうというものです。始めから「役に立たない」ことを前提にして埋め立て工事を行いたいと言うゼネコン病です。
改めて人工島建設計画反対の声を強めたいと思います。
コメント
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