自然エネルギー・防災対策など課題がいっぱい!
9月市議会が開かれています。議案も本庁舎建設など重要なものばかりですが、注目の一般質問も課題がいっぱいです。
ひとつは防災対策。29日、国の有識者会議は、東海、東南海、南海地震などが同時発生するマグニチュード9級の「南海トラフ巨大地震」について、被害想定などを発表しました。
死者数は最大で32万人。そのうち津波による死者は全体の7割にあたる23万人。有識者会議では、迅速な避難により津波の死者は8割減らせるとして、国や自治体に対し避難施設や避難路の確保を図るよう求めています。
山口県内の予想死者数は200人ですが、下関を含む瀬戸内側には津波が襲来するとなっています。
市では才川から長府にかけて高潮対策のため岸壁の嵩上げが行われていますが、唐戸から彦島にかけてはハザードマップすら作成されていません。充実・強化が求められます。
もう一つは自然エネルギー活用の促進です。原発ゼロを求める声は国民の9割。これらを中心に共産党市議団は論戦します。
主な議案
☆平成23年度決算の認定
☆平成24年度一般会計など5会計の補正予算
☆土地開発基金条例の改正
現金を赤字になっている「臨海土地造成事業特別会 計」に貸し付けるため。
☆市税条例の改正
☆ジエビ活用施設設置条例
☆市営駐車場の12時間の料金 上限を600円にするなどの条例改正
☆はしご付消防自動車及び救急自動車の購入
☆本庁舎(市民サービス棟) 建設 全国大手の戸田建設など総額約54億円の契約
☆勝山地区拠点施設(公民館・ 保健センター)建設 古田 建設など総額約10億円の契約
☆総計50議案
子ども市議会
小6 40人が質問連発
30日、小学生が議員となって議会を体験する「子ども市議会」が開かれました。
「救急車の数が足らないのではないか」「放射能は危険、自然エネルギーの発電が必要」など市政に関連する質問が次々と行われました。
答弁した市幹部は子どもたちががっかりしないために実現のために尽くしてほしいものです。
コメント
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