3月9日の個人質問における一部をお伝えします
豪華庁舎をつくれば大量の遊休施設
「市役所は建て替えない」と公約した市長のもとで市役所の建て替え計画が進んでいます。
本館棟を除き保健所棟や議会棟を解体して「市民サービス」棟(18,000㎡ 63億円)を建設し、幡生に教育センター(10億円)などを建設する計画です。
そして周辺の各部局を本庁に入れるとのことですが、そうすれば下表のとおり、周辺に大量の遊休施設が生まれます。
私の質問に対しても利活用計画は持っていません。
遊休施設までつくって新たな市役所建設は許せません。現行施設の耐震補強で十分です。
名 称 | 面 積 | 所在地 |
教育委員会産業経済部他 | 2,971㎡ | 旧・下関図書館(上田中町) |
観光交流部 | 436㎡ | プレハブ(田中町) |
国体推進室 | 282㎡ | 商工会館内(南部町・賃貸) |
国際課 | 135㎡ | 海峡メッセ(豊前田町・賃貸) |
港湾局 | 328㎡ | 国際ターミナル(東大和町) |
市街地開発課他 | 606㎡ | カラトピア(唐戸町) |
(総 計) | 4,758㎡ |
自殺防止対策の抜本的強化を
この近年、毎年3万人を超える人たちが自殺しています。
山口県では年間400人、下関市では70人にのぼっています。
保健所が「自殺予防」の窓口で頑張っていることを市民の多くが知りません。
そうした実情のなかでも平成23年の自殺に係る相談は下関市で88件になっています。
保健所はすでに年間1400件を超える様々な相談を受けており人員面での体制は十分とは言えません。
市民への徹底周知のため近々のうち「自殺予防」のチラシを全戸配布するとのことです。 保健所だけでなく市全体が「自殺予防」に全力を尽くすよう要望しました。
減り続ける老人クラブ
クラブ数 | 会員数 | |
平成17年 | 288 | 13,454 |
平成23年 | 209 | 8,112 |
高齢化社会で役割が期待される地域の「老人クラブ」が減り続けています。要因は色々あると思われますが、市の助成金の減少など行政の取組が弱まっていることも事実です。
抜本的な改善を要望しました。
3月9日の発言項目
№ | 項 目 |
1 | 各種委員会などの議事録作成について |
2 | 新庁舎建設にともなって生まれる遊休施設 |
3 | 住民基本台帳カードのコンビニ交付事務について |
4 | 「孤立死」「孤独死」などの防止対策 |
5 | 老人クラブ活動助成、敬老祝い業務 |
6 | 子どものための手当 平成23年度との違いについて |
7 | 自殺防止対策 |
8 | 有料指定袋とごみ減量化について |
9 | 高齢者就業機会確保業務の具体的な施策について |
10 | 緊急雇用創出事業 昨年度より予算が大幅減額 |
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3・11全国で「さようなら原発」集会!
山口県は10日に柳井市で…
11日、「さようなら原発1000万人アクション」が全国各地で取り組まれ多くの人が参加しました。
山口県では10日に柳井市で1200人が参加し行われました。
集会では東日本大震災の犠牲者に黙とうした後、「祝島の会」らのディスカッションに続いて 福島県葛尾村から下関市に避難してきた浅野隆造さん(60)、容子さん(59)夫妻が「原発事故の将来への不安は私たちで終わりにしよう」と訴えました。
最後に約2キロをデモ行進し原発ゼロの実現を訴えました。
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