市民への負担増！ 国保料や介護保険料なども値上げに
介護保険２９％アップ
第１号被保険者の保険料（月額）
| 所得段階 | 値上げ案 | 現行 |
| 第１ | 2700 | 2100 |
| 第２ | 2700 | 2100 |
| 第３特例 | 3510 | 3150 |
| 第３ | 4050 | 3150 |
| 第４特例 | 4860 | 3780 |
| 第４基準額 | 5400 | 4200 |
| 第５ | 5940 | 4620 |
| 第６ | 6750 | 5250 |
| 第７ | 8100 | 6300 |
| 第８ | 9450 | 7350 |
| 第９ | 10800 | 8400 |
| 第１０ | 12150 | 9450 |
２０１２年度の国家予算の特徴は、ムダ遣いは温存する一方で、年金の支給は減らす、子ども手当も減らすなど社会保障費が前年度比で２・３兆円少なくなり、戦後初めての「マイナス社会保障予算」になっていることです。
「国民の生活が第一」といった民主党の公約総崩れです。
このままでは、更に厳しい市民生活になることは必定です。
加えて既存の古い政治を踏襲する下関市政は、来年度、既報の通り国民健康保険料や介護保険料の引き上げを示唆しています。
表は１月に市議会文教厚生委員会に提出された介護保険料の「値上げ試算」です。
他市では市民生活を守るために国保料の引き下げも行われています。
３月市議会で提案されると思われる市民向け値上げ議案には断固反対します。
庁舎建設は必要最小限に留めるなど無駄を削れば財源は確保できます。
沖縄の米海兵隊岩国移駐打診
基地強化認められない 山口県内怒り
米軍再編計画の見直しに伴い、米政府が日本政府に沖縄県に駐留している米海兵隊約１５００人を山口県の米軍岩国基地に移駐させることを打診してきたことに地元の岩国市だけでなく県内全的に強い怒りが起きています。
日米両政府は沖縄の米海兵隊１万８千人のうち、約８千人のグァム移転に合意していましたが、米政府の見直し案では、グァムに移転する８千人のうち、見直して約１５００人を岩国に駐留させると言うものです。
米軍厚木基地からの艦載機移駐を事実上、容認している市長が当選した直後であり、岩国は米軍のことなら何でも受け入れてくれると言う米国の思惑が露骨に出ています。
県内世論を受けて県知事や岩国市長は「認めないという方向で対応する。（日本）政府には拒否してもらいたい」「これ以上の基地強化は認められない」との考えを示しています。
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