市営住宅 20年間で2000戸削減!
市議会に報告された「下関市公営住宅等長寿命化計画」(素案)によれば、下関市の10年後の人口は現状より13%減って246,000人になるとしたうえで、現在ある市営住宅7,044戸を10年以内に360戸削減、その後10年かけて更に1,800戸を削減すると言うものです。
これは市営住宅の約3割に当たります。
県・市営住宅等の公営住宅は憲法で保障された「住宅困窮者」に住宅を提供するものです。
現在でも市営住宅への申し込みは応募者が上回り抽選で決めています。人口が減るとは言え、格差社会のもとで自前の家を持つことができない住民は増えています。 今回出された市の将来計画は、将来を見据えつつ市民の実態を盛り込んでいないものと言わなければなりません。
真摯な討論が求められます。
人工島拡張工事
使い道目途立たず土砂処分場
開港してもコンテナが入らない人工島に市民の批判が集中しています。
それでも工事をやめないどころが、更に垢田よりに約33ha(写真の白い部分)の埋め立てを行います。 利用目的が描けないため、関門航路(西側)の浚渫土砂の処分場として埋め立てると言います。
国直轄の工事になりますが、大いなるムダ遣いです。12月19日からアセスの縦覧も始まります。住民説明会は1月中旬。関門航路の浚渫のあり方を含めて市民の意見をあげていきましょう。
国保料
協会けんぽ保険料は172,380円
同じ収入でも2倍以上高い
お隣の北九州市より7万円も高い! それなのに来年度も値上げ
国保料の県内比較 | |
夫43歳、妻40歳(妻の収入なし) +子ども2人夫の給与収入=300万円 資産割のある萩、長門、美祢市については 固定資産税額を4万円で試算 |
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山陽小野田市 | 469,910 |
下関市 | 423,160 |
岩国市 | 409,680 |
宇部市 | 408,370 |
防府市 | 396,580 |
周南市 | 374,930 |
下松市 | 373,560 |
山口市 | 372,300 |
萩 市 | 366,030 |
光 市 | 350,100 |
柳井市 | 343,360 |
長門市 | 343,090 |
美祢市 | 310,630 |
国保料について来年度も値上げしたいと市議会に報告がありました。
今でも高すぎて払えない人がいっぱいなのに、これでは更に払いたくても払えない市民が生まれます。
表は平成23年度の県内の国保料の試算です。県内で2番目に高い保険料となっていますが、お隣の北九州市と比較しても7万円も高い保険料です。
これでは下関はますます住めない街になります。
コメント
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