あるかぽーとは原点の「臨海公園」に戻れ!
現開発計画 白紙に
明豊エンタープライズとの協議を打ち切って、新たに検討委員会の設置を決めた「あるかぽーと」開発計画。今後の焦点は、市長の公約である「芝生公園化」をどう実現するかに移ります。
元々「あるかぽーと」は、下図のとおり臨海公園を中心とした構想を基に埋め立てられた港湾用地です。それが途中から大型複合商業施設など箱物事業の展開の場に変質。しかし、その計画も二転三
転した挙げ句に頓挫しました。
結局、計画が振り出しに戻った今、構想の原点(臨海公園を中心とした交流拠点)に立ち返った見直しが必要です。
「臨海公園」または「芝生公園」は市民の願いでもあり市長の公約でもあります。
約20年前に作成された市の計画…中心は臨海公園
【あるかぽーと開発】▼89〜96年に約127億円かけて臨海部を造成。このうち、「あるかぽーと」を含む東港区再開発事業は約43億円で、全体面積13・5㌶、埋立面積8㌶。▼ところが売却を予定した造成地(特に長府4号地)が売れず、港湾会計の累積赤字は年々増加。市民会館用地やあるかぽーと用地内の新水族館用地を有償所管替え(一般会計による買い取り)したものの、赤字額は44億円超に(09年度港湾2会計決算)。こうした背景もあって市当局は臨海公園に変えて大型建設物などを計画しましたが市民の強い反対を巻き起こしました。共産党市議団は一貫して当初計画である「臨海公園」として整備するよう主張し頑張っています。
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次期県議選に木佐木氏
水野県議は体調不良で勇退
日本共産党山口県委員会は9日、県庁で来春の県議選候補者を発表しました。
下関市区(定数10)については、先の参院山口選挙区に立候補した木佐木大助氏(55)を擁立。現職の水野純次氏(63)は体調不良のため今期で引退をします。
木佐木氏は下関市立大学の出身で、大学卒業後、党の専従になり、党山口県西部地区(下関市・長門市)委員長を長く歴任し、下関市議5人を誕生させるなど政治改革のために全力をあげてきた試されずみの政治家です。夫人の一枝さんは前下関市議、自宅は菊川町です。
木佐木氏談
下関での日本共産党の県議席は、1967年に山本利平さんが獲得して以来43年間、芳坂則行さん、そして水野純次県議へと繋いできた歴史と伝統ある議席です。 それだけに責任重大。来年早々に闘われる下関市議選での5議席獲得とともに、何としても勝ち抜いていく決意です。
今度こそ地方選で反転攻勢をつくりあげ、地方政治でも国政でも「国民が主人公」の政治実現めざして頑張り抜きます。これまで以上のご支援、どうかよろしくお願いいたします。
8月9日、県庁で記者会見 左端が木佐木氏
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