9月市議会
経済対策に22億円の補正予算
9月市議会に提出された議案は、平成20年度の決算認定など計45議案ですが、主なものは国の経済対策に伴う補正予算で、その総額は約22億円です。
①雇用対策1億3千万円
▽ふるさと雇用再生▽緊急雇用創出など
②健康長寿・子育て支援 7億円
▽女性特有がん検診助成▽子育て応援特別手当支給▽介護基盤緊急整備補助(グループホーム)など
③ITC環境整備2億円
▽幼稚園・小中学校の地デジテレビ、電子黒板整備など
④安全・安心確保(施設 改修など)11億円
▽街路照明整備▽下水道マッピングシステムデータ構築▽道路・橋りょう整備▽奥山工場設備改修▽学校プール改修▽他23件
市条例からみても
米イージス艦の入港は許されない
9月14日、東大和町の岸壁に米イージス艦「ラッセン」が入港しました。米国領事館や下関市が発表したのは先週末の11日(金)です。入港の目的は親善・友好となっていますが、理由になりません。前市政から続く入港の常態化へ向けての地ならしと思われます。
そもそも在日米軍の在り方の賛否よりも下関商港に軍艦が入港することは市の条例上許されません。
「下関市港湾施設の設置等に関する条例」「第7条 委員会は、次の各号のいずれかに該当する物件については、港湾施設の使用を禁止することができる。
(2) 爆発若しくは燃焼しやすいもの又は劇薬類であって取扱上危険なもの」と定められています。イージス艦はミサイルのかたまりです。下関市は外務省に安全を確認したと言いますが詭弁です。
前市政は市長自ら花束を抱いて入港を歓迎しましたが、今回は市長自らは式典に参列しなかったとは言え、艦長の市表敬訪問で歓迎の意を述べており許されるものではありません。日米地位協定に基づく米軍の強制的な入港は屈辱的な差別外交として断固抗議している自治体も少なくありません。市議団は市に厳しく抗議しました。
下関市東大和町の岸壁に接岸した米イージス艦
100歳以上 下関市に123名
13日の市主催「敬老祝賀会」に参列しましたが会場の市民会館はいっぱいで、みなさん、とても元気でした。
下関市(全人口28万7千人)では、100歳以上の方が123人です。その一人が壇上にあがり記念品を受け取りましたが、たいへんしっかりしていました。80歳以上の人口は2万3千人に達しています。下関市の人口の1割に近い人が80歳以上ということになります。
長寿で幸せな世の中をつくることは急務です。後期高齢者医療制度の廃止や介護保険制度の改善など課題は山積みですが、力をあわせてがんばりたいと思います。
コメント
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