人口を増やすには子育て支援が第一
子育て施策の充実で出生率2・4の自治体 岡山県奈義町
奈義町(なぎちょう)は、岡山県の北東部に位置し、鳥取県と境を接する人口6千人足らずの中国山地の町ですが、出生率が2・4と断トツに高い町として全国から脚光を浴びています。
因みに下関市は、出生率1・4で、市外への流出が起きなくても表のように大幅に人口は減少します。
下関市の人口減少対策、定住対策は待ったなしの課題です。
多くの自治体も人口減少が大きな悩みで、出生率の高い奈義町へ関心が高く視察が殺到しているとのことです。この町の大きな特徴は、子育て支援に全力をあげ充実していることです。
奈義町のHPからその一部を紹介しますが、なによりも子育て支援策が充実していると思われます。下関市は見習うべきです。
例えば下関市で子育て支援や人口定住対策を言うなら、こうした取り組みが必要です。
奈義町の子育て支援策より
在宅育児支援手当
満7カ月児から満4歳(満4歳になった後の最初の3月31日までの)児童で保育園等に入園していない児童を養育している方に、児童一人につき月額1万円を支給。
高等学校等就学支援
生徒一人当たり年額9万円を在学中の3年間、毎年度支給。
医療費を高校生まで無料化
18歳まで、医療機関等での自己負担分を町が負担。
出産祝い金交付
子どもの誕生に際して、10~40万円を交付。
ワクチン接種
予防接種法に定められた他にも、3つの法定外予防接種も全額助成。
※下関市の将来人口
ゲリラ豪雨対策を
市内各地で浸水などの被害
4月17日、全国的に強風と豪雨に見舞われました。
下関市でも安岡地区の友田川が氾濫の危機を迎えるとともに写真のように市内各地で大きな溝蓋からも水があふれ道路に浸水する光景が見られました。
近年、「ゲリラ豪雨」と呼ばれるように激しい雨が降るようになり、浸水する箇所が激増しています。
下関市では、どの道路など浸水するか調査を行い「内水ハザードマッフ」を作成し地区毎に、順次公開しています。
昨年度は本庁管内を発表しました。引き続いて今年度は彦島管内などを公表する予定です。側溝改良など早急な改善工事が必要です。
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