広島カープの優勝に日本中が沸いている。広島にいる私の弟やなぜかしら、山口県内にいるのに昔からカープファンの娘夫婦の喜びは尋常ではない。これが市民球団のゆえんか。
財政的に厳しいから様々な企画も立案。「カープ女子」は大ヒット商品。大リーグのように家族で観戦するようになった功績は大だ。
「それであなたは」と問われたら「うむ、西鉄か、太洋。あとは日替わりで」というほど、野球観戦は好きだけど、好みの球団を持っていない。「男気の黒田」は見たいと昨年から入場券をあたっていたがどうにもならなかった。
広島の想い出は、1979年、日本一に輝いた年。3勝3敗で迎えた最終戦。9回裏、4対3で広島がリード。守り切れば初優勝。抑えは、あの江夏豊。その直前に自宅に帰りついた私はテレビを入れた。これは広島の勝ちと思っていたらヒットなどでノーアウト満塁。絶対絶命のピンチ。近鉄のサヨナラ勝ちとあきらめた。
だが、それからの江夏の凄さ。点を与えず勝利。「江夏の21球」と語り継がれているが、私には満塁となった後の10球こそ、人生をかけた江夏の投球があったと思う。今年の広島は、その江夏のすごさと重なって見えた。
ユーチューブでは、いまだに「江夏の21球」が紹介されている。
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