自治会や老人クラブは準公共的団体
課税することに問題あり
昨年度から市内の自治会や老人クラブなどに、税務署は税金をとるようになりました。戦後一貫してこのような例はなく関係者は驚きの怒りを隠せません。
県・市の運営施設は多くのところで有料ですが基本的に税金は払っていません。それは法律によって定められているからです。
自治会など地域の組織は、こうした県や市と密接な関係にあり、従来から準公共機関と言われてきました。こうしたこともあって税務署も課税しなかったと思います。
下の表はある自治会の集会所の会計です。追徴金を入れて約17万円も納付させられています。
収入の項で使用料がありますが、これを営業行為と税務署は言っています。
この使用料は町内や近隣の踊りの会や学習塾などに運営安定のため、空いている時間帯に貸しているもの。
自治会など人件費を計上すれば、どこも大赤字です。所得税を払う必要はありません。下の表の中にも人件費は計上されていません。
市はこの問題で相談窓口を開きました。
今度は豊浦町に風力発電を計画
安岡沖の洋上発電は低周波の被害が明らかでないうえ、景観を損ねると地域のみなさんが大反対しています。
市議会でも現計画については満場一致で反対の意思を表明しました。
今度は、豊浦町の沖合に安岡とほぼ同規模の風力発電を建設する計画が兵庫県などの業者によって提案され、すでに風況観測用の鉄塔も設置されています。
響灘は風が確保できるとして開発業者の注目地帯となっているようです。
豊浦町の建設予定地は豊浦病院もあり、沖合には「厚島」と呼ばれる風光明媚な無人島もあります。
風力発電やメガソーラーは自然エネルギーの一翼ですが景観を損ねると住民の反対運動も起きています。
街づくりにあたって基本は住民の合意であり、このことを大切にして注視したいと思います。
この問題については、共産党の明石議員が一般質問します。
下関市敬老の祝典
15日、下関市では旧市に住む80歳以上の高齢者を対象に、市民会館で敬老の祝典を例年のように行いました。
千草保育園児などが踊りを披露するとともに、「いつまでもお元気で」と呼びかけました。
8月1日付の高齢化率は、総人口275867人のうち65歳以上人口86406人で31・3%です。80歳以上の高齢者は、3万92人です。42市ある中核市では最高の高齢化率です。
認知症による行方不明対策など、問題は山積みです。
この9月議会で、老人クラブや高齢者団体などと合わせて、認知症の徘徊、行方不明問題も取り上げ一般質問します。
高齢者が安心して過ごせる社会を力を合わせてつくりまょう。
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