増え続ける有料老人ホーム
下関市でも30施設・定員751人
有料老人ホームは、主に民間企業などが運営する施設で利用料金などは施設と利用者との契約によります。公費から援助がないため多額の入居費用を必要とします。右肩上がりで施設は増え続け全国平均で10年間でほぼ10倍化しました。下関市でも今年の6月時点で30施設・定員751人になっています。
高い利用料
例えば下関のある施設では入居保証金が27万円で毎月の利用料(家賃・管理・食費など)が12万5千円です。
この有料老人ホームには隣接してディサービス施設が置かれています。
有料老人ホームが増え続ける背景のひとつに特別養護老人ホーム不足があります。厚労省資料では全国42万人が入所待ちになっています。下関市でも1300人を超える人が待機しています。
そうした方の中で経済的に耐えうる方が入居を決めていると思われます。
家族の介護負担深刻
重度高齢者を介護する家族の身体的・精神的負担は深刻です。要介護5の場合、ほとんど毎日つききりで介護にあたっていて、介護者自身がうつ傾向や高血圧といった健康悪化が起きていると大学の調査報告では述べられています。
それなりの所得がある人しか施設入所できないというのは問題です。「特養ホーム」の増設を。
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核兵器のない世界をめざして
今年も歩きました平和行進
被爆から65年目の夏が来ました。人類の前には、「核兵器のない世界」を実現する可能性が大きく開かれてきました。ニューヨークの会議で国連事務総長は、「核兵器廃絶の世界が見えるようになったのもみなさんのような人々のおかげです」と平和の運動をたたえました。
私は若い時から下関の平和行進に参加しています。議員になっても特段の用務のない限り参加しています。この間、土砂降りの年もあれば、今年のような猛暑の夏もありました。
60代半ばになって思うことは、私が歩けるうちに核兵器のない世の中になってほしいということですが、希望が持てる時代になってきました。来年も元気に歩きます。
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