巨大ビルから一転 下関駅ビル3階建に
それでも巨額税金(101億円)投入必要?
下関市は下関駅ビルを三階建てにすることでJRと合意したと市議会に報告しました。
床面積の発表はありませんが、当初描かれていたイメージ図(6~7階)からすると縮小されたと思います。
この事業は全体で150億円、そのうち税金投入101億円(市負担約55億円)という巨大公共事業です。その目的は、下関駅のにぎわいを増やすというもので、シネコン(映画館)と開発ビル(商業施設と市立次世代育成施設)を中心として通路などを整備するというものです。
この事業によって市は一日あたり1050人、歩行者が増えると試算していますが、シーモール・ダイエー店の撤退など計画されており通行量が増えるという市の試算に疑問を持つ市民はたくさんいます。
駅舎及び周辺の関連施設はJRが整備すべきであって駅の再開発に巨額の税金を使うことは問題です。
当初のイメージ図
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港湾会計累積赤字44億円超に
人工島で今後さらに増加!
ほぼ毎年度赤字を出している港湾会計。その累積赤字がついに44億円を超えました。赤字の主な原因は、売れもしない土地を多額な借金で臨海部に造成しすぎたため。利子の支払いがかさんでいるためです。売れ残り土地の総面積は12万㎡。資産価値は約60億円と見込んでいますが、売れる見通しは立っていません。
さらに、人工島を造成していますが、下関の現状からみて民間に土地を売却できる目処はまったくありません。
人工島に船は入っても・・・
今年2月以降、船が14隻入りましたが、主目的とするコンテナ船はゼロで、豊北町に建設する風力発電の羽根の揚げ荷です。
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